にしうら」は京都市伏見区深草西浦町の地域情報誌、いわば町内新聞です。

西浦町は京都市伏見区にあって、古くは深草弥生遺跡で知られる稲作農耕の集落地でした。
1908年に旧陸軍の練兵場となり、戦後米軍の施設が置かれたあと農地に払い下げられたが、
区画整理をして住居地域となり今は住宅と商業施設が混在する新興住宅地域です。

詳しくは西浦町略史をご覧下さい。

最近はワンルームマンションが増え学生の姿が多く見られるようになりました。
その南端を通る名神高速道路ほか周りを幹線道路で囲まれた一区画を成しています。
近くには、龍谷大学、伏見稲荷大社、藤森神社、五百羅漢の宝塔寺などがあります。

交通…京阪深草西南500m・地下鉄くいな橋東500m・名神高速南インター東北800m

昭和44年、西浦8町内に発足した自治会並びにその連合会を組織して、
新興地域にありがちな住民間の違和感の解消と結束を求めるとともに、
当時遅れていた道路舗装や電気・ガス・水道などの諸施設整備の促進を図って来ました。

西浦町自治会連合会(自治連)は現在13の自治会で構成しています。
自治連は、当初の目的をほぼ達成したあと、現在は専ら住民間の親睦と団結に重点に事業を行っています。
毎年、2月餅つき大会5月の子ども祭り(各自治会自慢の子どもみこし13基が練り歩く)、
8月の夏祭り(模擬店・盆踊り・カラオケ等2日間延5,000人が参加)など。

その他、防犯・防火・交通・保健衛生・青少年健全育成・公園管理・スポーツ等の諸問題について、
それぞれ委員会を設けて全住民が分担して自主的に取り組んでいます。

昭和60年と61年の2回、暴力団の抗争による発砲事件があったとき、自治連はいち早く全住民に呼びかけ、
あげて暴力団追放の住民運動を展開して効果をあげ、当時マスコミ通じて広く知られたところです。
日頃の親睦が団結をうんだあらわれでした。
私達は、住民自治を小さな政治の場と位置付けこの芽を大事に育てて行きたいと思います。

にしうら」はそれらを取材編集して毎月西浦町全域2,500世帯に無償配布しています。
ただいま277号を発行しました。
14.9.5

現在の西浦周辺地図 アトラスRD近畿地図より



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